たばこと健康
●上ノ国町の現状と課題・たばこは、肺がんをはじめ、多くのがんや虚血性心疾患、脳血管疾患、消化器疾患、歯周疾患、さらに慢性気管支炎や肺気腫といったCOPD(慢性閉塞性肺疾患)など、さまざまな疾患の危険因子となっています。
COPDによる上ノ国町の標準化死亡比(SMR)は209.2と高く、また肺がんの標準化死亡比(SMR)は151.9(H15からH24)と高い状況にあります。
・町民アンケート結果より、喫煙率の高い年代は40代、30代、50代の順になっています。また、保育所~高校生をもつ保護者へのアンケート結果から小学生、中学生の保護者の約半数が喫煙していることがわかります。
■喫煙率
項目 | 上ノ国町 | 南檜山圏域 | 道 | |
成人の喫煙率 | 男性 | 44.6% | 27.0% | 35.0% |
女性 | 31.6% | 9.8% | 16.2% | |
妊婦の喫煙率 | 12.0% | 7.9% | 7.3% |
■保護者の喫煙率
はい | いいえ | 不明 | |
保育所 | 17(36.2%) | 30(63.8%) | 0(0%) |
小学校 | 56(44.4%) | 69(54.8%) | 1(0.8%) |
中学校 | 59(44.4%) | 71(53.4%) | 3(2.3%) |
高 校 | 29(37.2%) | 48(61.5%) | 1(1.3%) |
合計 | 161(41.9%) | 218(56.8%) | 5(1.3%) |
●なくそう!望まない受動喫煙
・たばこの煙には、本人が吸う「主流煙」と、たばこの先から立ちのぼる「副流煙」があり、この「副流煙」を自分の意志とは無関係に吸い込んでしまうことを「受動喫煙」といい、副流煙対策の取組が求められています。
喫煙する場合は、ルールを守り、望まない受動喫煙を生じさせることがないよう、周囲への配慮をお願いします。
・令和2年4月1日、健康増進法の一部を改正する法律が全面施行され、「学校・病院・児童福祉施設・行政機関の庁舎など」では敷地内が禁煙、「多数の方が利用するさまざまな施設」では原則、屋内禁煙となっています。受動喫煙対策に、ご理解とご協力をお願いします。
【北海道受動喫煙防止ポータルサイト】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/jk/top.htm
【ほっかいどう健康づくりツイッター】
https://twitter.com/Hokkaido_health
保健福祉課
上ノ国町役場 保健福祉課 健康支援グループ
電話:0139-55-4460
上ノ国町役場 保健福祉課 健康支援グループ
電話:0139-55-4460