帯状疱疹予防接種の費用助成および令和6年度の実施について
町では任意予防接種である帯状疱疹ワクチン(水痘ワクチン)の予防接種を希望する50歳以上の町民に対して、帯状疱疹の発症率を減らし重症化の予防をするため、予防接種の費用を全額助成しています。水痘(すいとう):水ぼうそうのこと
帯状疱疹とは
水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに帯状に現れる病気で、強い痛みを伴い、症状は3~4週間ほど続きます。皮膚症状が治った後も数か月から数年にわたって痛みが続くこともあります。(帯状疱疹後神経痛)子どものころ水痘ウイルスに感染し水ぼうそうを発症した人は、症状が治った後も体内にウイルスが長期間潜伏しており、免疫が低下した際などに帯状疱疹として発症します。発症率のピークは70代であり、日本では80歳までに約3人に1人がかかると言われています。
帯状疱疹ワクチン(水痘ワクチン)の効果
過去に水ぼうそう・帯状疱疹にかかったことがある人は、体内に水痘ウイルスに対する抗体が作られますが、年齢とともに減少していくため、ワクチン接種を行うことで、抗体を増やし帯状疱疹を予防することができます。ワクチンは帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、発症した場合でも症状が軽くなることが分かっています。また、帯状疱疹後神経痛の予防効果も期待されています。帯状疱疹ワクチン(水痘ワクチン)の副反応
ワクチン接種による痛みや腫れなどの一般的な副反応以外に、水痘ワクチンの特異的な副反応としては接種後1~3週間後の発熱や、接種した人の3~5%は全身性の水痘様発疹がみられることがあります。助成の対象となる方
・予防接種日に町内に住所のある50歳以上の方※助成を一度受けている方は対象外となります。
助成の対象となるワクチンの種類
・水痘ワクチン(生ワクチン)※不活化ワクチンの水痘ワクチンもありますが、助成の対象にはなりません。
助成する回数
・1人につき1回まで※ワクチンは5年で効果が薄れるため、5年に1回接種することが望ましいとされています。
再度接種をする際には、自己負担となりますのでご注意ください。
接種にあたっての注意点
下記に該当する方は接種できません。接種前に必ずご確認ください。① 白血病、リンパ腫、骨髄やリンパ系に影響を与える病気をしている方
② 副腎皮質ステロイド剤および免疫抑制剤などの治療を受けている方
〇副腎皮質ステロイド剤(注射剤・経口剤)
・プレドニゾロン
〇免疫抑制剤
・シクロスポリン(ネオーラル、サンディミュン)
・タクロリムス(プログラフ)
・アザチオプリン(イムラン) など
〇その他免疫抑制作用のある薬剤
・抗リウマチ剤
・抗悪性腫瘍剤 など
不明な方は事前に主治医にご確認ください。
実施方法・申込先など
接種会場 | 上ノ国診療所 | 石崎診療所 |
接種日時 |
令和6年7月8日(月)~
令和6年7月30日(火)の 月曜日・火曜日 (祝日を除く) 9:00~11:30 14:00~16:00 |
令和6年7月8日(月)~
令和7年3月31日(月) (土日・祝日を除く) 月曜日 10:00~11:30 13:00~15:00 火曜日~金曜日 9:00~11:30 13:00~16:30 |
申込期間 | 令和6年7月25日(木)まで (土日・祝日は除く) ※接種希望日の前週木曜日ま でにお申し込みください。 |
令和7年3月28日(金)まで (土日・祝日は除く) ※接種希望日の2日前までに お申し込みください。 |
申込先 | 上ノ国町健康づくりセンター 健康支援グループ 電話 0139-55-4460 |
石崎診療所 電話 0139-59-2341 |
ンを接種することはできません。接種間隔にはご注意ください。
※ほかの医療機関で接種を希望する場合は接種後に手続きが必要となります。下記までご相談
ください。
保健福祉課健康支援グループ
電話:0139-55-4460
電話:0139-55-4460