WEB町長室

「変わる」から「変える」へ

2013年3月27日

「2011年にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大人になったときに、現在は存在していない職業に就いているだろう」という予測を、アメリカデューク大学の研究者が発表して話題になったそうです。

例を挙げると、1990年代に、ウエブデザイナー、ディトレーダーのような仕事はほとんど存在していませんでした。
インターネットで商品を購入したり、ホテルの宿泊予約できるなんて、20年前には考えられなかったことであります。

しかし、世界は私たちの予想を超えたスピードで変化しています。
当然、私たちの発想も変えていかなければなりません。

今までは「どう、変わっていくのか」という発想だったと思いますが、これからは「どう、変えていくのか」という発想にです。
どちらも、変化することに違いありませんが、「変わる」は誰かに期待する発想であり、「変える」は自分が主体の発想であります。

「他力」と「自力」の違いかもしれません。

私は、先月開催の「上ノ国町漁業大会」で、「変わる」でなく「変える」という発想を持つことを漁業者に訴えました。