花嫁への教訓
2024年5月13日
花嫁への教訓第一に、いつまでも美しい着物を着ていること。
第二に、毎日おいしい物を食べなさい。
第三に、絶えず鏡を見なさい。
美しい着物とは、いつも洗濯したきれいな着物であり、おいしい食事とは、労働のあとの食事である。
そして、鏡を見よとは、自己反省のことである。
この教訓は、花嫁ばかりでなく誰にでも通用する教訓であります。
なかでも私が重視したいのは、「絶えず鏡を見なさい」ということであります。
本来、鏡は外面を整えるためのものであるが、外面よりも内面を観る大切さであります。
蛇足ですが、元々反省とは、振り返って後悔するのではなく、「省」という字のごとく、不要なものを省くという意味合いがあります。