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平成29年 一般質問 6月定例会 |
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質問議員 |
質問順 |
質問 |
質 問 事 項 |
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番号 |
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片 石 鉄 彦 |
1 |
1 |
国民健康保険の運営主体の変更に伴う住民負担について |
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片石鉄彦 議員 |
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質問1 |
国民健康保険の運営主体の変更に伴う住民負担について |
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平成30年度から国民健康保険の運営主体が、市町村から北海道になるとのことでありますが、これによって国民健康保険制度がどのように変わるのか。
また、本町の住民負担や町の財政負担はどのようになるのか、お伺いいたします。 |
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答弁▼町長 |
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まず、運営主体が北海道になることにより制度がどのように変わるかとのことでありますが、北海道が財政運営の責任主体となることから、北海道が市町村ごとの国保事業費納付金の額の決定や、保険給付に必要な費用を全額、市町村に支払うことにより、国保財政の「入り」と「出」を管理することになります。
そのため、納付金の額を決定するにあたりまして、市町村ごとの医療費水準や所得水準を考慮して北海道が設定する標準的な算定方式等に基づいて、市町村ごとの標準保険料率を算定・公表します。市町村は北海道の示す標準保険料率等を参考にして、それぞれの保険料率を定め、保険料を賦課・徴収し納付金を納めます。
将来的には、地域の事情を踏まえつつ、北海道において一本化した保険料率を目指し、市町村間で被保険者が移動した場合、保険料率に変化がなく、公平に感じられることになります。
制度変更として、各市町村で支給していました葬祭費の支給額が1万円から5万円までバラツキがあります。本町では4万円の支給額でありましたが、統一して3万円の支給額となりますので、1万円の減額となります。
また、市町村事務処理標準システムを開発し、事務の共同処理を実施し、事務経費の削減が進められることになります。
次に、本町の住民負担や町の財政負担はどのようになるかとのことでありますが、平成28年度データを基に試算システムにより仮算定を行った結果を北海道から示されましたが、現行基準では約1億2,000万円の保険料収納必要総額であります。標準保険料率で仮算定を行った結果、約1億4,000万円となり、その差額が約2,000万円となります。試算時世帯数で834世帯、被保険者数1,384人でありますので、単純比較しますと、世帯で2万4,000円、1人あたり1万4,400円の年間での負担増額となります。
また、町の財政負担でありますが、法定繰入金以外には発生しないこととされており、予期せぬ給付費の増加に対応するために、北海道では財政安定化基金を設置し、財政の安定が図られます。 |
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再質問 |
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ただいま答弁をいただきましたけれども、道の試算した近隣市町村のを見ると、北海道の標準保険料率より高いところとか、低いところがありますが、本町の保険料は、今、答弁ありましたとおり、単純に計算して2,000万ほど総額で高くなりますけれども、この原因というのは何なのでしょうか。 |
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答弁▼住民課長 |
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今回の試算に基づいた保険料率、これにつきましては、本町は平成20年に所得割と資産割がありましたけれども、資産割を廃止しまして、それ以降、保険税は今まで値上げしてきておりませんでした。それに伴いまして、今回の支出額に見合う、医療費に見合う分での納付金の算定というふうなことになりますので、今まで医療費の伸び率が結構ありましたけれども、それに見合う分をですね、今まで一般会計より繰入金によってまかなってきております。 |
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再々質問 |
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この答弁を見ますと、本町は北海道の設定する算定方式に基づいて、北海道に保険料を納入しますけれども、町民に賦課するときには、それを参考にして徴収するとありますけれども、その裁量は町にあるのかどうか、まず1点目。
それと単純計算で、世帯で2万4,000円、1人あたりで1万4,400円の負担増になりますけれども、増額になると、家計の負担も大変大きくなりますので、葬祭費も含めて町で補てんして住民負担の軽減をすべきだと思いますけれども、これは副町長か町長に答弁をお願いいたします。 |
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答弁▼副町長 |
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まず、1点目の決定の関係でございますけれども、それは北海道から示された基準、料率を参考にしながら町で決定できます。
また、今、町民への負担についてというふうなご質問でございますけども、これにつきましては、北海道では激変緩和の施策をですね、5年間やる予定になっております。そこに上ノ国町も該当になるのかどうかも含めましてですね、その動向を見極めながら、住民への負担につきましては、できるだけ、負担にならないような検討をしてまいります。 |
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