エネルギーの元とは
2007年9月19日
(株)武蔵野では、「始末書を一度も書いていない営業マンは、店長に昇格させない」をモットーにしているといいます。もちろん、失敗やミスはあってはならないことでありますが、失敗やミスは挑戦するという行為につきものであります。
そのため、失敗やミスを恐れては何もできません。
大概、失敗やミスを犯した時は周囲の冷たい視線を浴びることになりますが、と同時に挫折感や屈辱感を味わうことになります。
ここからは、私の持論になります。
人間は、脳の指示で肉体を動かしますが、脳と肉体を動かすには、どちらもエネルギーが必要であります。肉体のエネルギーは、口から摂った食べ物が体内に入り分解されてエネルギーとなりますが、脳エネルギーの元は、心で味わう挫折感や屈辱感だと思います。
人間、屈辱感や挫折感を体験することにより、「ナニ、クソッ」という自分自身が持っている“負けん気”が出てきます。
私は、この“負けん気”が脳のエネルギーになるものと確信しております。
そのため、失敗や成績が同じ条件なら失敗を経験している方が、いざという時に腹の据わった対応ができるということであります。