もし、あと何日の命だとしたら・・・
2007年9月6日
あるセミナーでの話です。講師が、「もし、あなたが一週間後に亡くなるとしたら、あなたは何をしますか?やりたいと思ったことをノートにすべて書いてください」と質問したところ、ある人は、「子供たちとできるだけ一緒に過ごす」とか、「奥さんに感謝の言葉を伝える」「社員に会社の将来を頼む」等々ノートに書いたそうです。
講師は、全員が書き終わったのを確認すると「今、書いたことを現在、行っていますか?行っていない人はどうして一週間で命がなくなる場合にできて、時間が十分にある状況だとできないのでしょうか」と言い、受講者が、どうしてできないのだろうと考えているとさらに、「一週間後に100%生きている人は世の中に一人もいません。今やらなければ、いつやるのでしょうか?」と問いかけたそうです。
毎日が忙しくて、これ以上削る時間がないと思っている人でも、冷静に毎日の時間の使い方を見直してみますと、思った以上に必要でないことに時間を使っていると言います。
そのため、本当に必要なことは何かを定期的に考える習慣を持つことが大切でありますが、要は、理屈抜きでいかに実行できるどうかであります。