「やる気」と「本気」の違いとは?
2007年7月10日
サーカーアジア杯、日本対カタール戦をテレビ観戦いたしました。痛恨のドロー発進ということでありましたが、日本勢はまるで覇気の感じられない試合でありました。
正直、あれで日本代表なのかとテレビの前であきれていたのは、私一人でないと思います。
次の日のニュースでは、オシム監督が眼光鋭くイレブンを見下ろし、身ぶり手ぶりを交えて怒りをぶちまけたそうです。
「おまえたちはアマチュア。オレはプロだから死ぬ気でこの試合に懸けていたが、おまえたちはそこまで行っていなかった」
そして、オシム監督の迫力のためか、それとも敗戦のショックか、通訳が泣きだし、半分以上も訳せない異常事態ということでありました。
「やる気」と「本気」の違いは何かという一節があります。
やると決めたら覚悟を持って。
自分の感性を信じて、「やる気」ではなく「本気」で頑張る。
こうと決めたら一点集中でやること。
友だちと楽しんでやるテニスは「やる気」だが、もしそれが試合だったら、本物のプロだったらどうするか。これが「本気」という。
まさしく彼らには、素人目で見ても「本気」というプロの気迫は感じられませんでした。