WEB町長室

給食費滞納に親の資格を見る

2006年12月7日

全国公立小中学校給食費の滞納額18億円超の記事が、新聞に載っておりました。
本町も給食費の滞納があることから、対応について検討していたところでありましたが、全国的なことだと知りビックリしております。
先日、給食費の滞納問題がテレビ放映されておりました。
番組のなかで、アナウンサーが若い母親二人に「なぜ給食費を払わないのか?」と質問したところ、「義務教育だから給食費を払う必要はない。給食費を払うよりも、子どもの携帯電話料を払う方が大事だ。」とコメントしておりました。
顔はぼかしておりましたが、そんな主張を言うこと自体恥ずかしいにもかかわらず、平気でテレビに出ておりました。
また、管内の町で滞納する親の状況を聞いたところ、「給食費は払えないから、子どもの給食は止めてもいい」と言う親もいるそうです。
こうなると、親の資格がないと言っても過言でありませんが、子どもは親を選ぶことはできません。
いつもながら、子どもの教育より親の教育の必要性を痛感した次第であります。