津波警報発令に臨んで
2006年11月22日
11月15日の津波警報発令にはビックリいたしました。民法テレビを見ていた際に津波警報の速報がテロップで流れたため、すぐにNHKにチャンネルを変えました。
さすがNHK、すぐに報道番組に変えておりました。アナウンサーは、太平洋やオホーツク沿岸では2mの津波が予想されるということを何回も繰り返すわけであります。幸い、テレビ画面の地図上では上ノ国町沿岸は含まれておりませんでしたが、震源地はなかなか発表されませんでした。そのため、不安感を持ちながらテレビを見ておりましたが、ようやく震源地が発表され、上ノ国町沿岸への影響は回避されたので、まずは一安心したわけであります。
それから各町の避難状況が報道されたわけでありますが、同じ沿岸地域であっても、町村によって避難勧告と避難指示の違いがありました。また、注意報が発令された岩手県の市では8時35分に避難勧告が出されましたが、警報が発令された地域の町では8時50分に避難勧告を出しました。
このように、地震に対する対応は市町村によってまちまちでありました。万が一、警報どおりの2m級(その場所によっては数倍になるとのことです)の津波がきたとしたら人的な被害もあったものと予想されますが、その対応の違いによって、各町の被害状況は大きく変わっていたものと想定されます。
今回は、テレビで各町の対応を見ていることができたわけでありますが、万が一上ノ国町に警報が発令されたとしたら。私は、誰よりも早く役場に行き指示することができただろうか・・・。そして、全職員が上ノ国町地域防災計画通りの対応をすることができたであろうか・・・。
そう思いながら、上ノ国町地域防災計画を捜してみたら、きれいに製本されたまま書棚にありました。今一度、読み直しておかなければと反省したところであります。