WEB町長室

玉、磨かざれば・・・

2006年7月20日

「玉、磨かざれば器を成さず。
 人、学ばざれば道を知らず。」
とあります。
玉は磨かなければ立派な器にはならない。
人も学ばなければ立派な道を知ることができないという訳でありますが、どちらも人に置き換えることができると思います。
正に、人間も磨いてやらなければ立派な人間になりません。
しかし、磨くということは摩擦が生じます。
摩擦はお互い好むものでありませんが、摩擦なくして人間の進歩がないとしたら、避けて通れないものでもあります。
今は、叱らない大人が増えたといいます。
そういえば、職場で大きな声で叱る声も聞こえなくなりました。
昔は、庁舎内に響くような大きな声で叱る大先輩が何人もいました。
私も、何人にも叱られた方であります。
叱られたときは、正直、不愉快な気分になりますが、今はその当時が懐かしく思われます。
そして、若い頃先輩に叱られたことにより今の自分があるんだとも確信しております。
このことから、先輩職員には、摩擦を避けないで大いに後輩を磨いて欲しいものであります。