WEB町長室

職員満足度を高めて

2006年4月7日

「顧客満足度」という指数があります。
これは、サービスを受けたお客さんがどれくらい満足したかを測る尺度であります。
レストランで食事をした際、支払った料金に値する美味しい料理であったか。
その時の、接客はどうであったか。
また、店で買い物をしたときに、買った物が支払った以上の価値があると感じたかどうか。
店の応対はどうであったか、等々であります。
どの企業も、「顧客満足度」には重きを置いているところでありますが、「社員満足度」はあまり重要視していないように思われます。
しかし、「社員満足度」が高まらないことには、「顧客満足度」も高まらないと思われます。
ある会社で、社員に対し社員としてどのような時が一番嬉しいかという設問のアンケートを実施したそうです。
社員からの答えは、「お客様から誉めてもらえたとき」「上司から認めてもらえたとき」「難しい仕事をやり遂げたとき」「自分の成長が実感できたとき」となっていたそうです。
要約すると、自分を認めてもらえたか、自分なりの達成感があったかどうかであります。私は、「社員満足度」の最重要項目は給料を高くして欲しいということかと思いましたが、予想は見事にはずれ安心いたしました。
また、アンケートに答えた社員に共通していることは、「社員満足度」というのは、精一杯仕事に打ち込んだ結果という大前提で答えていることに気づきました。
やはり、何ごとも真剣さが必要なんですね。
この「社員満足度」は、「職員満足度」と同じだと思っておりますので、「職員満足度」を高めることが、「町民満足度」に繋がるものと確信しております。