WEB町長室

ジーコ監督に学ぶチャレンジ精神

2006年2月13日

 サッカーワールドカップに向け遠征中の日本代表は、2月10日アメリカ代表と試合を行ったが、2-3で敗れ今年の初戦を飾れなかったようであります。
 今後、ジーコ監督の指導力に期待するところでありますが、ジーコ監督は「負けないサッカーをして負けるよりは、勝ちにいって負けた方がいい。サッカーは点を取らないと勝てない。点を取るには、必ず何かのリスクを冒さなくてはならない」と言い切っております。
 私は、先月から町内各種団体の新年会に出席しておりますが、皆さん酔いが回ってくるうちに、町や仕事そして組織の活性化をどうするかという議論になります。国内経済の活況が実感できていないことからなのか、どこへ行っても悲観論のオンパレードで出てくる意見は、自らチャレンジしたり経験したような風もなく、誰かの見解を自分流に述べているに過ぎず、そのため、いくら議論しても面白味が感じられません。
 この風潮は町全体に蔓延しているように感じられますが、お金がなければ何もできないという先入観が原因のように思います。しかし、悲観論から抜け出さないうちは何ごとも前に進みません。
 逆転の発想で、今だからこそ知恵を振り絞り、今だからこそ汗をかくという気構えが大切であると確信しており、そのためにも、何ごとも失敗を恐れずチャレンジする年にしたいと願っております。