WEB町長室

楽しみな高校生議会

2005年11月22日

上ノ国町では、毎年、ふるさと高校生議会を開催しております。
高校生議会は、高校生が町行政に関心を持ってもらうことと、議会というものを肌で感じてもらうことを目的に開催しておりますが、よくよく観察してみると、質問者は二つのタイプに分かれております。
第1は、精一杯型。
議会での質問は、町議会議員でも緊張すると言います。
ましてや素人の高校生でありますから、相当緊張しております。
質問席に立ち、質問するだけで精一杯であります。
質問した後、質問者は質問者席に座って私の答弁を聞くわけでありますが、質問することに100%のエネルギーを使ってしまったために、私の答弁を聞くまでの余裕はありません。
ただ、自分の仕事を無事終えたことに満足した顔で座っております。
当然、再質問はありません。
第2は、余裕型。
このタイプは、私がどんな答弁をしようと再質問しようと思っております。
もともと答弁書は事前に配布しておりますので、「答弁の内容は知っているよ」というような態度が感じられます。
答弁を聞いた後は、チョット試してみるかというような余裕を持ちながら再質問をします。
このような積極型は、生徒会役員などではないのかと推測したりしていますが、さて、今年はどのタイプが多いか楽しみであります。