北海道新幹線へ期待して
2005年5月23日
昨日、北海道新幹線着工祝賀会に出席してきました。主催者である高橋知事が、北海道新幹線の開業を待ち望んでいたという趣旨の挨拶をいたしましたが、まさに、北海道新幹線は道民の悲願でもありました。
新幹線が開通することによるメリットとしては、
・陸路の時間短縮により東京圏への日帰りが可能となる。
・道南への観光客誘致が大いに期待できる。
・新幹線の新駅周辺の人口増が期待でき、道南の活性化が図られる等々であります。
しかしデメリットとしては、
・本州資本が道南に進出することにより、地元経済界が新たな戦いを強いられる。
・上ノ国町としては、人口が新駅周辺に流失する恐れがある。
・上ノ国町からの購買力の流失もあり得る等々であります。
このように新幹線は両刃の剣であり、あくまでもツールであるということを認識しております。
そのため浮かれてばかりいないで、今から戦略を組まなければと痛感した祝賀会ではありました。