職員から教わりました。
2004年12月22日
帰庁後、いつもながらのウオーキング途中で、休館日であるはずの町の温泉施設に電気が灯っているのを見つけました。不思議に思って窓越しに見たら自販機のようでありました。
また、中学校の何カ所かの教室にも明々と電気がついておりました。
必要であればいくら灯してもいいんですが、誰もいない教室であればムダになると思い、午後7時過ぎでありましたが、行革室次長に連絡したところまだ役場に在庁しているということでありました。
私は、「もう担当者も帰っていないだろうから明日確認するように」と指示したところ、「これから鍵を探してエチケットリーダー(電気をこまめに消してムダをなくしたり、来庁者に率先して挨拶することをチェックするために若手職員を指名している)のA君と消しに行ってきます。ついでに、学校も見てきます」ということでありました。
私もシャワーを浴びた後に役場に行きましたが、二人はまだ戻って来ておりませんでした。
反省すると同時に教えられました。
私は、明日確認してくれと安易に指示しましたが、これが自宅の電気であれば、明日とは言わず、すぐに消すはずです。
私は、いくら口で良いことを言っても真剣みが足りなかったのです。
日本の行政改革を推進した第2臨調土光敏夫会長の
「わかっていてもやらないのは、わかっていないと同じだ。
やっても成果が出ないのは、やらないのと同じだ。」
という言葉が思い出されました。