どんな業種も人次第
2010年8月2日
私は、町行政も会社経営と同じだと考えておりますので、読書のジャンルも自ずと会社経営の類が多くなりがちであります。そこで気づいたことは、成功する経営とは、業種でなく、会社を運営している人にあるということです。
ある町のスーパーがつぶれたそうです。
ところが、なんとつぶれたスーパーの場所に、また新しいスーパーができました。
それを見ていた人たちは、「おいおい、またつぶれちゃうよ・・・」と話していたそうです。
普通はこう思うはずです。
しかし、つぶれたスーパーの後にできた、新しいスーパーの駐車場には車を駐車することができないほど車がいっぱいになっています。
開店した時だけかと思いましたが、できて数ヵ月後もお客様は増加しています。
開店当初は、第1駐車場しかなかったのが、今や第3駐車場もでき、車が止められないような状態が続いているそうです。
このスーパーをみて教えられることは、「仕事とは、何をやるかではなく、誰がやるか」ということであります。
町が力を入れている、基幹産業である農業。
取り扱う作物は、あまり変わりないのに、成功している農家もあれば、経営が芳しくなく離農する農家もあります。
やはり、業種や作物の種類ではなく、経営する人だということを痛感しております。