組織の活性化を
2003年4月21日
4月・5月は各種団体の総会が目白押しですが、総会に出席して気づくことは、年々、出席者が減少していることであります。町の人口減少もありますが、主な要因としては、会の魅力が薄れてきていることが考えられます。
私も、様々な団体の運営に携わりましたが、今振り返ってみると相当反省させられることがありました。
そもそも組織というものは、目的があって設立されるものです。
設立当初は、その目的達成のために会も活発に運営されますが、年月を経過すると惰性で運営されてきます。
そして、いつしか設立目的が忘れさられ、会の存続自体が目的のようになってきます。
その結果、自ずと会に魅力がなくなってくることから会員が減少し、会員が集まらないという大きな課題だけが残ります。
その対応策として、会員を集めるための各種事業を展開しますが、その事業がまた、会員に負担になってくるという悪循環を繰り返しているように思われてなりません。
暴言かも知れませんが、このような時代には、思い切って組織をスクラップする勇気も必要でないでしょうか。
惰性の時代は終わり、原点に立ち返る時代に突入した気がします。