真の住民自治を求めて
2003年4月4日
3月は、各種委員会の総会が目白押しでした。例年と違う点は、委員報酬の削減を図るため町独自で委嘱している各種委員を、平成14年度をもって廃止するため、解散総会が多いということです。
委員の廃止については、町民参加が叫ばれている今日、時代と逆行するようなことであり心苦しいことではあります。
そのため、私の開会挨拶も何となく重苦しい挨拶となってしまいます。
各種委員制度は町民参加の一つでありますが、委員制度を廃止したとしても、民主主義の根幹である住民自治を推進しなければなりません。
その一環として、今年度から実施する町職員の自治会割り当て制度は、大きな役割を担うものと期待しております。
わざわざ役場に来て頂かなくても、こちらから赴いて町民の意向を把握し、それを行政に反映させるということは非常に有意義な政策となると確信しております。
今年度の施政方針にある、自立自助のまちづくりを確立するためにも、職員のたゆまない努力を期待しております。