秋田沖での、フェリー「すいせん」の故障に寄せて
2003年1月7日
1月5日、苫小牧から福井県敦賀港へ向けて出港したフェリー「すいせん」が、風速18メートル、波の高さ4-6メートルの大時化のなか、秋田沖で機関故障のため航行不能。さっそく巡視船が現場に急行してエンジンを応急修理したが、時速10キロメートルと大幅に減速したため、急遽、秋田港に入港したニュースを見て、まさしく、今、我が町のおかれている状況と同じだと感じました。
今まで「上ノ国丸」は、国から補給されていた燃料で順調に航行していたが、合併という大時化の中で、急に国から燃料を減らされてしまい、今まで通りの航行ができなくなってしまいました。
少ない燃料で、この大時化を乗り切るためには、船の重量を減らさなければなりません。
そのため船長(町長)は、「必要最小限の荷物を残して、それ以外は海に投げ捨てて下さい」と乗客(町民)にお願いしました。
しかし乗客は、まだまだピントきていないようです。
これから、説得がたいへんです。