WEB町長室

チョットいい話~職員へのメール

2002年12月9日

チョットいい話を紹介します。
 (私から、上ノ国町職員へのメールです)

税財課の新谷孝志さん、企画商工観光課の佐藤淳也さんが、職員の皆さんに、
台風のためにチョット傷ついた青森リンゴを斡旋しました。
お陰で、70人以上の皆さんからの善意の注文があったそうです。
二人も喜んでおりました。
ありがたいことです。

ここで何故、彼らが青森リンゴを斡旋したかの経緯を紹介します。
11月6日開催したまちづくり講演会の講師である「萩原茂裕氏」が日本ふるさと塾を
主宰しております。
日本ふるさと塾では、年に1回「花咲爺の集い」を開催しており、今年は、9月27日・
28日の二日間、兵庫県の香住町で開催し、私と新谷、佐藤の3名で参加しました。
そして青森県岩木町からは、リンゴ作り名人でありプロスキーヤーでもある石川幸春さんが
参加しました。
私たちと石川さんとは二日間より交流がなかった訳でありますが、台風21号が青森に
上陸し、青森リンゴにも被害があったと聞き、さっそく電話連絡したところ、困っておりました。
そこで、彼ら二人が奮起してチョット傷ついたリンゴを皆さんに斡旋することになりました。

皆さんへの斡旋のメールを見たら、先着15名だけという買う意欲をそそるための詐欺まがいの行為もありましたが、二人の善意に免じてお許し願います。

昨夜、石川幸春氏より今回奮起してくれた二人に感謝の電話がありました。
そして、二人の善意に答えたく、上ノ国町内の小学生と先生全員に、一人一個づつ、
安心して丸かじりできる、美味しい青森リンゴを提供したいので、給食の時に食べさせて
下さいと言うことでした。
石川さん曰く、このリンゴは、値段も高いことから、関東、関西より出荷していないそうです。
本当にありがたいことでありますので、さっそく、教育委員会に連絡し手配することとしました。

新谷孝志さん、佐藤淳也さんの二人に感謝いたします。