司令塔のいないチームは?
2011年4月12日
昨日で、東日本大震災発生から1ヶ月が経過いたしました。地震に津波、原発という3大要因が重なってしまったこともありますが、対応は、未だに後手後手の様相であります。
マスコミの報道情報から判断すると、司令塔が明確でないということに尽きると思われます。
支援対策に従事する人たちは全力で頑張っているものと思われますが、司令塔からの一貫した指示が全員に伝わっていないことから、労力の割には達成度は相当低いようであります。
まるで、監督のいない野球チームのようであります。
選手個々は頑張っているが、チームプレーが発揮されないために打点に結びつきません。
ナポレオン・ボナパルトの名言に「一頭の狼に率いられた百頭の羊の群れは、一頭の羊に率いられた百頭の狼の群れにまさる」とあります。
やはり、司令塔は要であります。
しかし、このことは他人事でなく、お互い肝に銘じておくことが大切であります。