決断の厳しさ・・・。
2011年8月29日
役職が上になっていきますと、どんな組織であっても、
決断する機会が多くなってきます。
町長という役職も、
毎日が決断の連続であります。
決断には利害関係が絡んでくることが多々ありますから、
当然、迷います。
そして、
最終的に勇気を持って決断するわけでありますが、
決断の際浮かんでくるのが“任 怨(にんえん)”という言葉です。
“任 怨”とは、
「要職にある者が何かを断行しようとするときには、
どうしても怨みが生ずる」ということです。
まさに、必ず誰かに怨まれます。
しかし、
決断する際には逃げられないことであります。
それを恐れていたのでは、何もできません。
だから、
甘んじてその怨みに耐えられる者でなければ、
到底要職の資格がないということになります。
このように、決断とは、苦しくて、厳しいものです。