WEB町長室

自分の仕事に充実感を持つには

2011年2月4日

ある人気レストランのシェフが次のような話をしたそうです。

「一人で厨房で仕事をしている間は、ずっと集中しなければなりません。
一時も気を許すことができない作業が続きます。
でも、毎日それができるのは、はっきりとした理由があるからです。
それは、今作っている料理を召し上がっているお客様の笑顔が見えるからです。
そして、そのお客様が家に帰って、家族に今日の料理の自慢話をしてくださっている姿も見えます。
さらに、その話を聞いた家族が、“私も連れて行って欲しい”と言っている姿も目に浮かびます。
そして、その家族が人に電話をして、一緒に私のレストランに来る約束をしている姿も見えます。
そして、友達をたくさん連れて、お店にみんながやってきてくださる姿が見えるのです。・・・すべて、ただの妄想かも知れませんけどね。
でも、そう思うと、今やっていることから手を抜くことができなくなるんですよ。
ところが、無意識で仕事をしている時は、そのイメージが消えてしまいます。
そんな時は、仕事に集中し続けることはできません
結局は、どのように1回塩を振るかで、お店の未来、地域の未来、自分の未来が変わるという感覚が必要なんです」


 仕事が面白くない人は、仕事を面白くないものにしているといいます。
そもそも、面白い仕事もなければ、つまらない仕事もありません。
今、自分が関わっている仕事の面白さは、自分の仕事に対する考え方によって決まると言います。
 私は、どこのセクションであっても、ワクワク感を持った仕事とすることができるかどうかは、自分自身にかかっていると確信しております。