WEB町長室

マスコミの功罪とは

2012年2月29日

いま国政では、橋本大阪市長率いる“平成維新の会”旋風が吹き
荒れております。
その動きに対し、既成政党である、自民党、民主党、公明党が
右往左往しているように見受けられます。

本当に不甲斐ない思いでありますが、それを煽っているのは
マスコミであります。

マスコミというのは、常に自分が正しいかのような主張を繰り
広げます。

歴史的に見て、確固たる自己主張のない国民は、間違いなく、
その風潮に乗っていく傾向にあります。

つまり、マスコミの主張は常に正しいと思ってしまうわけです。

しかし、歴史をひもときますと、マスコミの論調くらい不正確
なものはありません。

いい例が、最もマスコミに批判されたリンカーンであります。

リンカーンが、
「人民の、人民による、人民のための政治」
と演説した翌日、シカゴタイムズには次のような批判が載っ
ていた。

「海外の有識者にアメリカ大統領として知られている人物の口
 から、あのように単調でくだらない言葉が出てきたことに、
 国民全員が恥じ入ったのではないか」

しかし、この批判が間違っていたことは歴史が証明している。

このリンカーンの言葉は、後世まで語り継がれているのである。

マスコミ報道というのは、常に疑ってかかることが大切である
と認識しております。