初心忘るべからず
2012年10月1日
先週、管内の役場職員初任者研修会で1時間ほどお話しいたしました。
今回は23人の初任者が受講いたしましたが、
皆真剣に聞いてくれました。
とくに、上ノ国町の4人の職員は、
私の話すことを真剣そうにメモしておりました。
(かわいそうに。私の話は、メモしなくてもいいような
内容でしたが、私に気を使って、相当無理をしてメモ
していたようです)
さて、私も今から40年前に初任者研修を受講いたしましたが、
何を勉強したかまったく記憶が定かでありません。
記憶に残っているのは、
毎日、何人かと酒を酌み交わしたことだけであります。
冒頭で記したように、受講者は皆真剣な眼差しでしたが、
このまま初心を忘れないで職務に専念してくれると、
町は目に見えて変わるだろうと感じました。
「人間、初心を忘れた頃に椅子が立派になり、
椅子が立派になると、人物がだめになる」
といいます。
的を射た指摘であります。
しかし、残念ながらどうしても初心を忘れてしまうんですね。