同じ時間なのに
2012年12月10日
各地区の敬老会に出席しますと、「年をとってくると、一年があっという間だ」
という嘆きの声が聞こえてきます。
まさに、高齢になってくると時間が早く感じられると
いうことになりますが、これは間違いないそうです。
いつも同じ速さで流れる川があったとします。
(この速さは、物理的時間と思えばいいそうです)
同じ速さで流れる川の側を朝早く起きた人が歩くと、
朝は元気に満ちあふれ疲れてもいないから、
川の流れが遅く見えるそうです。
ところが、夕方まで歩き続けくたびれてくると、
水の流れが早く感じられます。
水の流れる速さは同じはずなのに、
朝と夕方では水の流れの速さが違ってくるように
感じられるということです。
それと同じで、高齢になると物理的時間が早く感ずるのは、
体内時間が衰えてきている証拠だそうです。
私も家族から、最近、気が短くなったと指摘されますが、
まさに、年を重ねてきたという証拠なのかと思っております。