どのような悪条件であっても
2013年5月2日
桜前線も相当遅れ、5月にもかかわらず寒さが続いております。昨年は豊作の年でありましたが、このまま推移すると農作業も遅れ、ヒョッとして豊作が期待できないのではという予測が心をよぎります。
そう思いますと、こぶしの花が満開の年は豊作だと言われておりますが、そのこぶしの花さえも咲いていないように思えてきてしまいます。
農家の方々は不安のようでありますが、農業は自然まかせであります。当然のごとく、暖かい年もあれば寒い年もあります。
ある農家が、どのような気候であっても最善を尽くして生産を上げるのがプロの農家だと、テレビのインタビューに答えておりました。
そして、自然条件が悪くなればなるほど、技術の有る無しが結果に出るとも言っております。
頼もしい限りです。
「悲観的に計画し、楽観的に実行する」といいますが、えてして私たちは、「楽観的に計画し、悲観的に実行」してしまいがちであります。
イトーヨーカ堂創業者、伊藤雅俊氏の名言です。
お客さんは来てくれないもの。
銀行は、お金を貸してくれないもの。
このような意識を持ち続けていると、恐いものなしですね。
当然、行政にも当てはまることではありますが・・・。