国の無責任さ
2013年7月2日
「現在、子宮頸がん予防ワクチンの接種を積極的にはお勧めしていません」今、子宮頸がんワクチン接種の薬害が社会問題となっております。
ワクチン接種後に、呼吸困難、頭痛、嘔吐、意識低下等々の症状が現れております。
民放テレビで、重篤な副反応が出ている子供たちが紹介されておりましたが、対象になる女子の親が見ていたとしたら、大半の親は接種を拒否するだろうと思いました。
当然、国も接種を見合わせるだろうと推測していたときに国から出された方針が、冒頭のコメントです。
このコメントから読み取れることは、接種を進めて障害が出たとしたら国の責任を問われ、接種を中止して、将来、子宮頸がんが発生したとしたら、また、国の責任を問われる恐れがあるということから、「積極的にはお勧めしていません」というコメントになったものと思われます。
しかし、何という無責任さでしょうか。
「自分の命は自分で守る」という基本原則はありますが、医療のプロが集まっても判断できないことを、素人の親に判断を委ねるということです。