目線の自覚
2013年7月5日
がん治療の専門である医師が、自らがん患者になったときの手記を読みました。手記の中で、病人のことを一番知っていると自負の念があった医師が、自分ががん患者となったときに、真に患者目線で見ていなかったことを述懐しています。
医師として、それくらいは簡単なことだと思って患者に指示したことが、患者側にすると、相当苦痛を伴うことであった。
医師とすれば同じ目線で話したつもりが、受ける側にすると、上から目線と感じた等々であります。
私も、行政を進めるうえでは、常に“町民目線で”が大切だということを職員に要求しております。
当然、私も“町民目線で”を肝に銘じております。
しかし、真に町民目線となり得ているかというと、正直、自信がない面もあります。