経営者としての学校長
2013年10月10日
本日、上ノ国町において、檜山校長会教育研究大会が開催されます。私は、地元町長として歓迎挨拶をするわけでありますが、校長は学校の経営者であり、私も町の経営者ということもあり、校長とは親しみが感じられます。
しかし、校長を取り巻く教育環境は大変なものです。
いじめを放置したということで、マスコミ相手に記者会見を行わなければなりません。
また、静岡県では全国学力テストの上位校長が氏名公表されており、公表されないとだめ校長という烙印が押されます。
(ただし、実社会と学歴は全く関係ないと実感しております)
このように、町長と校長は環境が違うわけでありますが、トップとして共通している点があります。
それは、孤独であるということ。
併せて、どんなに苦しくとも逃げてはいけないということです。
昨今、教師上がりの校長よりも、教育も経営という観点から民間校長の方が優秀だろうということで優秀な民間人を登用したつもりが、途中で投げ出してしまった例が出てきております。
まさに、民間での成功と教育の成功は、まったく異質なものだということが証明されたわけであります。
企業は、トップのレベルで決まるといわれておりますが、学校も同じでありますので、各校長の更なる努力を期待するものであります。