WEB町長室

子供たちの格差は・・・

2009年11月2日

やはり、格差は広がっているのだろうか?
先週の北海道新聞に、家計が苦しいために病院に行くのを我慢し、学校の保健室に駆け込む生徒が増えているという記事が載っておりました。
新型インフルエンザの疑いでも受診を手控えており、まさに、学力だけでなく健康面の格差も広がりつつあると警笛を鳴らしています。
「指の傷を放置して悪化し、化膿していた」「学校の健康診断で精密検査が必要と言われたが受診せず、生徒が学校で倒れた」等の様々な事例があるようです。
このような記事を目にするときに、当町で始めた高校生までの医療費全額補助や新型インフルエンザワクチンの無料接種は、時宜を得た政策であったと確信しております。
先週、町内の学校長と懇談する機会がありました。
校長先生曰わく、万が一、新型インフルエンザワクチンの接種が無料でなかったら、ワクチン接種をしたくともできない生徒がいたことは間違いないだろうということでした。
現在、地区ごとに第5次総合計画の意見交換会を実施しておりますが、町民目線を再認識しなければと痛感しているところであります。