WEB町長室

捨てる

2018年4月25日

また、桜の話題です。

桜の木は、枝が込み入ってくると、枝の重さにより幹を支えることができなくなるそうです。

そうすると、部分的に生きようとするために、支えきれない枝を枯らした後にまた、新たな枝をつけるそうです。

私たちも、年齢を重ねると様々な役職が増えてきます。

役職が少ないうちはその役を順調にこなすことができますが、時間的にも体力的にも限界を越えると、役職に振り回され、本来やらなければならないことができなくなります。

まさに本末転倒となりますので、その時に必要なのは捨てるという行為です。

両手に二つの物を抱えているとき、新たな物を抱え込もうとするときは、自ずと抱えている一方を捨てなければなりません。

しかし、これがなかなかできません。

欲というものが邪魔をするんですね。