肯定と否定の狭間
2024年12月23日
仕事を依頼した際、たまに出てくる言葉に、「時間があったらやります」があります。何気なく聞いていると肯定的にも思える言葉でありますが、翻って考えてみますと、「時間がなかったらやらない」と言っているようなものであります。
小さい頃、近所にいる同級生の女の子の家に遊びに行った際の会話であります。
私:「誰々ちゃん遊ぼう!」
女の子:「あとで遊ぶ!」
その時には気づかなかったわけでありますが、今考えてみると完全に断られていたんですね。
しかし、断り方が否定的でなく肯定的なので気分を害することはありませんでした。
相手の期待に対し気分を害するかどうかは、肯定と否定の狭間に肝があるように思われます。