WEB町長室

「ふるさと納税制度」は頑張りのバロメーター

2008年7月28日

今年5月からスタートした「ふるさと納税制度」は、個人が、故郷や応援したい自治体に寄付すると住民税が安くなる仕組みであります。
6月末時点で最も多く寄付が集まっているのが大阪府だそうですが、やはり、橋本知事の知名度が大いに関係しているようであります。
ある新聞社の調査によりますと、「ふるさと納税制度」について「興味があり、今後検討したい」と答えた人は23%もおり、今後相当数の寄付が期待できるようであります。
また、今回の制度を導入したことにより、税金は「取られるもの」から自分の意志で「納めるもの」に変わったという点も挙げられております。
ちなみに本町でも、「ふるさと納税制度」による寄付がありました。
従来、町を離れた人が生まれ故郷に貢献する方法としては、本人が直接地域に帰ってくる「Uターン」、都会に住みながら貴重な情報を地域に発信する「頭脳のUターン」の二つと言われておりましたが、「ふるさと納税制度」のおかげで「お金のUターン」も新たに加わったことになります。
人は、頑張っている姿を見ると応援したくなるものだといいますので、「ふるさと納税制度」利用件数は、その町の頑張りのバロメーターと見て取れるかも知れません。