上ノ国を変えるには
2007年9月28日
町外からの転入者と話しをする機会がありますが、「上ノ国の町民と話しをすると“グチ”や“妬み”ばかりが話題として出てくる」とこぼしておりました。そう言われると思い当たる節があります。
これだけ景気が悪くなり働く場がなくなってきますと、町民からは、役場職員に対する“妬み”や“やっかみ”の言葉が多くなってきます。
残念なことでありますが、このようなことでは何も生まれてきません。
元マッキンゼーの大前研一氏は、人間が変わる方法として、次の三つが必要だと言っております。
一つは、時間配分を変える。
二つ目は、住む場所を変える。
三つ目は、つきあう人を変える。
この中の、「住む場所を変える」「つきあう人を変える」は情報を変えるということだと思います。
私の経験上、東京を舞台とした第一線で活躍している人たちの話しを伺うと、相当感化されます。
まず第一に、視野が広がります。
そして、一時的かも知れませんが、小さなことにこだわる意識も消え、発想も前向きになります。
私でもこのように変われますから、町民と外部の人たちとのふれあう機会を多くすることにより、町全体の意識変革が期待できるものと確信しております。