Airbnb・JTBと連携し「地域未来にぎわい工房」に参画



~空き家を地域資源に、持続可能なまちづくりへ~
 上ノ国町は、Airbnb Japan株式会社(以下Airbnb)および株式会社JTBと連携し、新たな取り組み「地域未来にぎわい工房」に参画しました。
 観光需要の回復や風力発電事業に伴い、地域では「滞在先の不足」や「遊休資産の未活用」といった課題が浮き彫りになっています。こうした課題に対し、町は外部の知見と住民の力を掛け合わせ、地域全体で持続可能なまちづくりを進めることを目指します。
 

空き家を“泊まれる資源”へ

 2025年4月より住民や高校生が参加するDIY・ワークショップを通じて、若手有志が設立した一般社団法人e-NaKAが2軒の空き家を宿泊施設へと転換。11月下旬からはAirbnbにて全国・世界に向けて公開される予定です。
 

「地域未来にぎわい工房」とは

 この仕組みはAirbnbとJTBが中心となり、多様な企業・団体と共に取り組む共創型のプラットフォームです。観光支援の枠を超え、地域の文化や暮らしを未来へつなぐ「持続的なにぎわい創り」を目指しています。
 

上ノ国町から全国へ

 今回の取り組みは、町が進める「空き家活用」や「移住・定住促進」、「観光資源の磨き上げ」とも強く結びついています。
 今後は再生可能エネルギーや教育・企業研修、防災といった分野とも連携しながら、まちづくりの新しいモデルを発信していきます。

 AirbnbとJTBは2028年までに全国125地域での展開を目指しており、上ノ国町の挑戦はその先進事例のひとつとなります。


 上ノ国町は、地域住民と外部企業が共に力を合わせることで、遊休資産を地域の未来を支える資源へと変えていきます。これからも「にぎわいのある持続可能なまちづくり」に挑戦し続けます。
 

問い合わせ先

総務課政策推進室
電話:0139-55-2311 ( 内線 207・210 )
FAX:0139-55-2025