議会 令和2年 産業福祉常任委員会
R2.11.1 所管事務調査 |
①町有林野の経営に関すること 町有林の経営は、5ヶ年ごとに作成される森林経営計画に基づいて行われていますが、今期計画における経営総面積は、972ヘクタールとなっています。その内、人工林面積は、353ヘクタール、全体に占める割合は、36パーセントとなっています。また、人工林の林齢構成では、41年生から60年生までの林分の面積が70パーセントを占めていますが、その内、主要な樹種であるスギの面積が81ヘクタール、トドマツが143ヘクタールとなっています。 人工林の半数以上は、伐期に達してはいますが、町有林は大径材生産を目指す長伐期施業へと移行し、主伐の時期は、スギは8 0年、トドマツは64年と定められています。しかし大径材による高値の期待がある反面、病虫獣害による腐食により材価が安くなるリスクも伴います。 委員からは、森林資源の有効活用を図るため、現地の状況を精査し、需要に合わせた伐採の検討も必要ではないかとの意見が出されました。 町では、毎年平均、約20ヘクタールの間伐を計画的に実施していますが、今後も健全な森林資源の維持造成を推進するため、適切な森林施業による町有林整備を継続していくことが望まれます。 |
R2.9.15 付託案件審査 |
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R2.2.13 所管事務調査 |
①老人福祉施設に関すること (特別養護老人ホームかみのくに荘の施設概要と運営っ状況について) 特別養護老人ホームかみのくに荘は、社会福祉法人上ノ国福祉会が運営し、65歳以上の高齢者で、身体又は精神上の著しい障害のために常時介護を必要とし、かつ在宅生活が困難な高齢者の世話を行う施設として昭和58年に開設されています。 居室は4人までのベッドを配置している多床室で、入所者は50名、入所待機者数は15名となっています。 特別養護老人ホームかみのくに荘は、30有余年にわたり本町の高齢者福祉の拠点施設として重要な役割を担ってきており、施設が老朽化している状況にあることから、令和3年度から大規模修繕工事が予定されています。 町は、高齢者が住み慣れた地域でいきいきと暮らせるよう、高齢者福祉の充実を図ることが求められています。 |