本町の振興作物である「立茎アスパラガス」の収穫が3月下旬からはじまりました。
秋から養分を蓄えている春芽は糖度が高いことが特徴で、本町では12戸の農家が、有機物を多く含んだ堆肥による質のいい土壌で栽培し、収穫は5月の連休前後まで続きます。
平成23年にハウスを設置し、アスパラガスの立茎栽培を始めた鈴木敏秋さん(町内字豊田)は、今年初めて収穫の年を迎えました。
鈴木さんは、「アスパラガスは収穫まで3年必要で、また設備投資もかかることから、その間この畑から収入があがらないのは痛かったが、生育は順調で、作業もしやすいため、栽培を始めてよかったと思う。甘みがあって、根元まで柔らかいアスパラガスは子どもでもおいしく食べられるよ。」と話していました。
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収穫作業に励む鈴木さん


生育も順調な立茎アスパラガス
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