平成31年3月19日、上ノ国町高齢者等健康づくり総合交流センターにおいて、農閑期における栽培技術の研鑽の場である冬期営農講座が開催され、関係者を含む約40名が参加しました。
今回は、大果大阪青果株式会社堀井課長による「町内産キヌサヤエンドウの評価と市場の動向」、檜山農業改良普及センター齊田専門主任による「キヌサヤエンドウの個選作業の高効率化」、同じく村井普及指導員による「道外市場及び他産地視察研修の報告」のほか、今年度、キヌサヤエンドウが出荷開始から38(サヤ)周年を迎えたということもあり、記念イベントとして町内の料理人にキヌサヤエンドウ料理11品を試作していただき、その試食会も兼ねて行いました。
講座では、「本町産のキヌサヤエンドウは品質が良く、市場をはじめ小売業者からの評価は高い」といった報告がなされ、生産者にとって今後の生産活動につながる有意義な内容となったほか、試食会では、「自分でも作ってみたい」、「商品化したらぜひ購入したい」など、地域における新たな食文化の形成につながる感想を聞くことができました。
道内トップクラスのキヌサヤエンドウ産地として、今後の活動の進展が期待されます。
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あいさつする檜山南部サヤエンドウ生産組合の齊藤組合長
初の試みとなった大好評の試食会
漬物からスイーツまでキヌサヤエンドウの可能性が広がる11品目
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