クロルピクリン錠剤による土壌消毒試験実施について

 町では今年度、主要作物であるサヤエンドウの長年の課題であった連作障害を解消するため、JA・普及センター協力のもと、クロルピクリン錠剤を用いた土壌消毒試験を実施いたします。
この試験は、病原菌の発生などの理由から連作障害が見られているほ場において、本錠剤を散布した上で改めてサヤエンドウを作付し、その生育・収量状況を検証することを目的としており、町内4戸の生産者に試験ほ場の設置を委託する形で行います。
さる平成25年5月14日には、委託生産者である町内字豊田の鈴木敏秋さんのハウスにおいて、試験ほ場の設置を行いました。 鈴木さんは、「このほ場では昨年連作障害が見られ、収量は皆無に近い状況だった。この試験で効果が検証されれば、産地として更なる発展が期待できるのでは。」と話していました。
町では、他地区にも3箇所ほど試験ほ場を設置し、夏には生産者に呼びかけ、現地見学会を実施する予定です。

工程①クロルピクリン設置間隔確認         工程②クロルピクリンの設置箇所に覆土

工程③潅水チューブを設置              工程④ビニールシートで覆う


⑤完成


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農林課農業林業グループ
電話:0139-55-2311 ( 内線 241 )