堆肥の利用を図るには~中須田地区普及活動~

 平成29年11月28日、ゆいっこハウス(中須田)において、檜山農業改良普及センター(以下「普及センター」)による普及活動の一環として「土づくり研修会」が開催されました。
 これは、普及センターが生産技術の向上を図ることを目的として、所管エリアの中から町内中須田をモデル地区に設定し、JAや町とともに各種試験や研修会等を行っているもので、今年度で2年目の活動となります(平成28~32年度まで)。
 最初のテーマは、先日、堆肥施用者を対象に聞き取りを行った「堆肥の利用実態調査」の結果報告で、参加者から、「堆肥が必要時にすぐ手に入るようにして欲しい」、「堆肥の質の良悪を知りたい」等の意見を聞くことができ、今後の取組に向けた課題が見つかりました。
 次の「堆肥の種類や効果」では、「作物の収量確保には土づくりが大切で、堆肥は継続的に施用して欲しい。堆肥の効果を活かすためにも土壌診断の実施や排水性の確保が必要。」とスライドを用いた説明があり、参加者の堆肥に対する理解が一層深まった様子でした。
 また、研修会の終了後には、キヌサヤエンドウの地産地消などの取組として、本年7月に各関係機関共同で作成した「上ノ国絹さや活用料理集」に掲載されている中から一例として、きゅうりをさやえんどうに置き換えた上ノ国風かっぱ巻きの試食会を行いました。
 今まで添え物としてのイメージが強かったキヌサヤエンドウですが、料理集ではその色味・食感・甘さを活かした様々なレシピを紹介しています。今後も新たな調理法の探求に期待が寄せられます。


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