田植えの季節到来

 令和元年5月20日、町内各地で、田植え作業が始まりました。新村地区の有限会社山下農産では、田植え作業の省力化に挑戦しており、「密播中苗」と呼ばれている栽培方法と田植機に直進アシストシステム(ハンドルから手を放しても目標に向かって直進し、オペレーターも苗を補給できるため、少人数でも精度の高い作業が可能なシステム)を搭載し、労働力確保が難しい状況をカバーしています。
 水稲の品種は、病気に強く、低農薬でも安定的に生産できる「きたくりん」からスタートし、「ふっくりんこ」、「ななつぼし」等の順に作業を進めていく予定で、山下さんは、「天気が良くて作業も順調に進んでいる。省力化技術に取り組むことで作業がはかどっている。」と話していました。

※「密播中苗」
・高密度に播種した中苗マット苗(密播中苗)は、移植後の生育や品質が慣行の中苗と同等で、必要苗箱数を30%以上削減できる栽培方法


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苗箱をセットする様子

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直進アシストシステムで無駄のない作業が可能に

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順調に生育しているきたくりんの苗

問い合わせ先

農林課農業林業グループ
電話:0139-55-2311 ( 内線 241 )